ワクワク未来ニュース

アウトバーンとエコの国・ドイツが建設を始めた、交差点も信号もない自転車専用の高速道路って?

まちで自転車に乗るとき、みなさんは車道を走りますか?
それとも歩道を走りますか?

実は道路交通法により、ごく一部の幅3m以上ある歩道を除いて、自転車は車道の左側を走ること
が定められています。(出典元

とはいえ、車道を自転車で走るのって、車やオートバイにぶつかる心配もあり、少し怖いですよね。

そんな肩身の狭い思いをしている(?)自転車愛好家のみなさん全員がきっと羨むであろう事例を、
アウトバーンとエコの国、ドイツの首都ベルリンに見つけました。
ずばり、「自転車用高速道路」です!

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上の写真は、建設予定の高速道路のイメージ図です。こんな真っ直ぐな道を思いっきり走ってみたいですね。

障害物を気にせず、思いっきり自転車で突っ走りたい! そんな人びとの想いに応えるこの高速道路は、
郊外から都心へとアクセスしたい人のために13のルートでデザインされています。

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建設予定の道は、黄緑色と緑色で示されている13のルート。ミュンヘンと地方の大学や市街地などを
つなぎます。

そして、その建設水準も徹底して自転車愛好家に寄り添ったもの。とにかく自転車で走りやすい、究極の
道路といえるのではないでしょうか。

・交差点や信号を設置しない
・道路の距離は最低でも100キロメートル
・安全に追い越しを実現するために横幅は4〜5メートル(一般自動車道の約2倍)
・道路を平らにするために、高品質のアスファルトを用いる

さらに道路沿いには、電動自転車のための充電ステーションや、自転車の交換部品、空気ポンプ、シャワー
が揃うコンビニエンスストアも設置される予定。いたれりつくせりですね。

そして人びとの環境意識が高いドイツならでは、道路建設にあたっては鉄道の廃線を再利用することで、
環境への負担や人件費を減らすようにしているのだとか。

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写真は、鉄道の廃線を利用していることが分かる自転車用高速道路のイメージ。

環境先進国として知られるドイツでは、自転車の利用者はここ10年で40%増加(出典元)。その一方、
他のヨーロッパの都市と比べて道路の幅や車との間隔が狭く、接触事故の危険性が高いという問題を
抱えています。

例えば、こんな市民の声も寄せられていました。

私は通年自転車を利用しているのだけど、最近車にはねられたわ。

死ぬことを恐れずに自転車通勤をしているよ。


そんな声に応えるべく、ドイツの上院議会(CDU)によって2013年に発表された計画が、
全国自転車計画2020年」。電動自転車の充電ステーションを建設したり、11歳から18歳を
対象にした自転車がテーマの映画コンテストを開催したり、自転車の利用者を増やすための
戦略を次々と展開しており、実は自転車用高速道路もその一環です。

CDUベルリン支部副長でありベルリン司法大臣のThomas Heilmann(以下、ハイルマンさん)は、
市民の意見に深く耳を傾け、こう話します。

自転車を利用する人々の数は着実に増加している。私たちは、彼らのための適切なインフラづくりに対し
責任を持って行動しなければならない。


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ストレスフリーな長距離サイクリングを可能にする、ドイツの自転車用高速道路。自転車好きの人
なら、利用してみたい! とワクワクしてしまいますよね。

近頃、東京でも自転車通勤する人びとが増えた影響で、自転車レーンが増えてきましたが、まだまだ
発展途上の感があるのが正直なところ。ドイツのような先進事例を今すぐに日本でもできるかというと
難しいですが、「どんな道路なら自転車で気持ちよく走れるか」、「整備された道路を実現するために
何ができるか」と考えてみることだけでも大きな一歩のはずです。

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