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【毎日新聞掲載記事】「まちやど」で活性化「街全体がホテル」連携しおもてなし 空き家など有効活用

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[写真説明:築63年の木造住宅を耐震補強し改修したHAGISO内のカフェとイベントスペース
 (HAGI STUDIO提供)]

まちを一つのホテルに見立て、宿泊施設と地域の日常をネットワークさせて街ぐるみで客を
もてなす「まちやど」が増えている。建築家など地域おこしのエキスパート6人が中心となり、
「日本まちやど協会」を昨年9月に結成。街活性化の試みとしても注目されている。
【山口昭】

◇協会結成 8地域加盟

協会の宮崎晃吉代表理事(36)は建築家。東日本大震災後に解体予定だった東京・谷中の
築63年の木造シェアハウスを2013年にカフェやイベントスペースを備えた複合文化施設
「HAGISO」にリノベーション。3年前にまちやど「hanare」を開いた。

hanareの受付はHAGISOの2階にあり、1階のカフェで朝食。宿泊棟は別の木造住宅を改修した。
近辺に四つある銭湯の利用券付きで1泊1人1万1504円から。

日本への観光客は昨年2800万人を突破した。「最近はロングステイし、その土地の郷土料理や
定食を味わったり、暮らしや文化を体験したりしたい客が増えている」と宮崎さん。

谷中には下町情緒が人気の商店街のほか、古い寺院や銭湯が多く、個性的な美術館やギャラリー
も増えている。一方で少子高齢化の影響で空き家も目立つ。
「これらを有効利用しないのは、もったいない。すでにあるまちのコンテンツを生かし、
地域固有の宿泊体験を提供できるのではと考えた」と語る。

コンシェルジュに渡された地図を頼りに路地を散歩。銭湯帰りに一杯楽しんだり、谷中銀座で
土産物を探したり。尺八作りやレンタルの着物試着も紹介してくれる。

6月には民泊新法(住宅宿泊事業法)が施行される。宿泊の多様化が進んでいるが、採算面や
ヤミ民泊の存在など課題は多い。

協会には、東京都内(谷中・池袋)▽函館(北海道)▽熱海(静岡県)▽南砺市井波(富山県)
▽高松(香川県)▽小倉(北九州市)▽甑島(鹿児島県)の八つのまちやどが加盟。
どの宿にもまちの魅力を伝えるスタッフがそろい、安全性にも気を配る。

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[写真説明:瀬戸内ディープライン構想を討議したまちやどシンポジウム
 =広島県福山市で(HAGI STUDIO提供)]

3月には広島県福山市で「まちやどシンポジウム in 瀬戸内海」を開催。島々をはしごして、
個性的な文化や違いを楽しむ「瀬戸内ディープライン構想」を地元の有志と討議した。
今後も各地でワークショップなどを開く。
協会のオフィシャルサイトは こちら から

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