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「MOTTAINAI SOUND」を手がける守時タツミさんが北鎌倉・円覚寺で演奏会

日本各地の海や山、町の音などその土地で聞こえてくる音を録音し、見た景色と感じた思いをピアノ演奏で重ねた「MOTTAINAI SOUND」を手がける守時タツミさんのコンサート「景色の見える音楽会」が6月24日、神奈川県鎌倉市の円覚寺如意庵で開かれました。
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円覚寺如意庵で開催された「MOTTAINAI SOUND」を手がける守時タツミさんのコンサート
「景色の見える音楽会」=神奈川県鎌倉市で2023年6月24日

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守時さんは岡山市内の高校を卒業後、同級生で後にザ・ブルーハーツで活躍する甲本ヒロトさんと上京しました。キーボード奏者として活動を始め、佐野元春さんや藤井フミヤさんらのコンサートツアー、レコーディングに参加、アレンジやプロデュースなども手がけてきましたが、40代になり、表現するだけでなく次世代に残す活動をしたいと、語りと音楽でつづった昔話「おとえほん」の制作を開始しました。2007年からは「色々な場所で出会う自然の音がその場所でしか聞けないのは『もったいない』と感じた」ことから、「MOTTAINAIキャンペーン」に音楽家の立場から参加。2015年からはNHKラジオ深夜便のコーナー「景色の見える音楽」「音の絵本」(毎月第3金曜日深夜)を担当しています。

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この日のコンサートは、守時さんが訪れた時に子どもたちが川遊びをするシーンに出会ったという「高知『仁淀川』」から始まりました。2曲目は、河口付近が淡水と海水が混じり合い、水中からはゆらゆらとした層に見えるという「銚子川『ゆらゆら帯』」、続いて、日本三大盆踊りに数えられる「郡上おどり」の町を訪れて作った「群上八幡 『宮ヶ瀬橋』」を演奏しました。曲間のトークで、「ピアノはステージでお客さんの顔を見ないで演奏する唯一の楽器ですが、デジタルピアノはみなさんの方を向かって弾くので、目が合うとドキッとしてしまいます」と話すと、客席のみなさんも笑顔になっていました。おとえほんの中からは「わらしべ長者」をセレクトし、守時さん自らが音楽に合わせて朗読。宮沢賢治が作曲した「星めぐりの歌」のカバーなど、最新アルバム「MOTTAINAI SOUND vol.8」の曲を中心にしながら、約2時間弱にわたって計16曲を演奏しました。色鮮やかなアジサイの花や緑に囲まれた会場に集まった約100人の観客は、縁側から吹き込む心地よい風の中、「MOTTAINAI SOUND」に聴き入っていました。

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親子で初めて、守時さんのコンサートに足を運んだという古川亜紀子さん(46)は「3つの曲以外全て行ったことのある場所で、曲を聞いて風景がよみがえってきました」と話し、息子の小学5年の零さん(11)は「おとえほんのわらしべ長者は知っている話で、とてもおもしろかったです」と笑顔で答えてくれました。守時さんはコンサート終了後、「毎年恒例となっている円覚寺でのコンサートに、お越しいただきありがとうございました。行ったことのある場所は思い出しながら、行ったことのない場所は想像しながら聞いていただけたようで、よかったです。忙しい毎日かと思いますが、またゆっくりMOTTAINAI SOUNDを聴きにきていただけたらうれしいです」と話していました。

7月には北海道でも開かれる予定です。
7月1日 旭川市 神楽公民館 木楽輪 開場 16:30 / 開演 17:00
7月2日 北見市 石倉交流センター 開場 14:30 / 開演 15:00

詳細・お申し込みは 守時タツミOFFICIAL WEB SITE
http://moritokitatsumi.com/concert/

MOTTAINAI SOUNDについてはコチラをご覧ください♬
https://www.mottainai.info/jp/posts/sound/

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