売るのも買うのも子どもたちだけで行う｢ＭOTTAINAIキッズフリーマーケット｣（公益社団法人東京青年会議所主催）が10月7日と8日の2日間で計4回、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれ、保護者を含めて約3100人が集まりました。

不要になった物を実際のお金で売り買いすることで資源を大切にする心を育み､経済の仕組みも学んでもらおうと開かれ、事前に抽選で選ばれた地域の小学3～6年生が計64ブースを出店しました。それぞれの回の開場前、スタッフから「MOTTAINAIキャンペーン」の成り立ちや趣旨、お金と経済の仕組み、接客、収支計算シートの書き方を学んだ後、開店しました。出店した子どもたちは家で使っていたおもちゃや本、文房具などをきれいに並べ、購入時におまけを付けたり、タイムセールを行ったりするなど、さまざまな工夫をこらし、来店した子どもたちとやり取りしていました。

買い物エリアは子どもたちだけが入場可能となっているため、保護者の皆さんはエリアの外から売り買いの様子を見守ったり、子どもたちの真剣なやり取りを写真に収めたりしていました。出店した子どもたちは閉店後、スタッフの指導に従い、収支バランスシートを作成し、利益も計算した後、全員がそろって記念撮影に収まりました。