新宿ワシントンホテル（東京都新宿区）で7月24日、子どもたちが地球環境の大切さを楽しみながら学ぶ「世界にひとつだけ！My SDGs新聞＆MOTTAINAIバナナパフェ作り」が開かれ、小学生や保護者約約60人が参加しました。

同ホテルは、昨年から地球環境保全に取り組むMOTTAINAIキャンペーンに賛同しています。朝食ビュッフェ会場に「MOTTAINAI」のロゴと「食べられる分だけお取りください」というメッセージを英語や中国語などで記した印刷物を掲示し、食べ残しの削減に取り組むほか、以前なら規格外で捨てられていたバナナをドールが商品化した「もったいないバナナ」を使ったケーキやスムージーも提供しています。

イベントはホテルの最上階、25階にあるレストランで行われました。子どもたちはSDGsの意味や自分たちの生活にどのように関わっているか、MOTTAINAIキャンペーンの活動についてクイズを交えて学びました。その後、チームに分かれ、普段は見ることができないホテルのバックヤードツアーに出発。｢もったいないバナナ」などの食材が保管された大型冷蔵庫や冷凍庫を見学したり、環境に配慮した「エコ清掃」や車いすなどの福祉用具の使い方を学んだりしました。

ツアーから戻った子どもたちは、自分の写真が入った新聞に、この日学んだことや感想を書き込み、オリジナルの新聞を完成させました。「もったいないバナナ」やケーキの上に、アイスクリームやチョコレートを盛り付けたパフェも作って味わいました。

東京都北区立なでしこ小３年の福住美春さん(８)は「見学したホテルの部屋は、車いすを使う人のためにハンガーの高さが低くしてあった。普段は見られない場所が見られて、とても楽しかったです」と笑顔を見せていました。東京都稲城市立稲城第六小３年の面迫凌輔さん(８)は、｢SDGsの勉強、見学もパフェ作りも楽しかった。これからも残さないで食べたり、プラスチックのゴミなどをきちんと分けて出したい」と話してくれました。

７月26日（金）の毎日小学生新聞でも紹介されました⇒