TOP > クローズアップ > 記事

クローズアップ

新宿ワシントンホテルが「農業応援 CO₂ゼロ STAY®プラン」を発売 新潟県産コシヒカリも進呈

MOTTAINAIキャンペーンに協賛している新宿ワシントンホテル(東京都新宿区、総支配人:和田修治)は、新潟産コシヒカリ2合が進呈される宿泊プラン「農業応援 CO₂ゼロSTAY®プラン」(300名限定)の発売を開始しました。農業由来のJ-クレジットを活用したプランで、宿泊で生じるCO₂排出量を実質ゼロにでき、「オフセットSTAY証明書」も記念に贈られます。

旅行・観光におけるCO₂の排出量は、全体の1割を占めるといわれています。「農業応援CO₂ゼロ STAY®」は、カーボン・オフセットの仕組みを利用し、宿泊で生じるCO₂排出量相当分を削減活動へ投資することで、実質ゼロに相殺できる宿泊プランです。

進呈されるお米は上越市の株式会社「蛍の里」が、温室効果ガスの一種であるメタン排出の削減に貢献する「水稲栽培における中干し期間延長」の方法論を用いて生産した「蛍の里くびき米」。このプランを利用することで温室効果ガス削減や農業支援に寄与できます。

蛍の里(新潟県上越市)

農業分野では生産者の減少や高齢化といった課題があり、持続可能な食料生産システムの構築が求められています。農業由来のJ-クレジットの創出とその流通は、生産者にとって新たな収入源となり、環境と経済の両立に貢献する仕組みです。

新宿ワシントンホテルを運営する藤田観光グループのWHG新宿はMOTTAINAIキャンペーンの提唱者、ワンガリ・マータイさんがケニアで始めた植林活動に寄付できる宿泊プランの販売や朝食のビュッフェ会場で食べ残しを減らすための啓蒙活動にも取り組んでいます。担当者は「今後もお客さまとともに持続可能な社会を目指すべく、SDGs の推進に取り組んで参ります」と話しています。

新宿ワシントンホテル

「農業応援 CO₂ゼロ STAY®プラン」
◎宿泊期間=2025年6月10日(火)~8月31日(日)/300名限定(なくなり次第終了)
◎料金=1名1室 11,700円~、2名1室 15,100円~(消費税・サービス料込)※料金は変動型となります。
◎販売方法=公式HPまたは各予約サイト

プランのサービスイメージ

<J-クレジット >
省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO₂等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO₂の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度。本制度により創出されたクレジットは、経団連カーボンニュートラル行動計画の目標達成やカーボン・オフセットなど、様々な用途に活用できます。

<農業由来のJ-クレジット>
温室効果ガスのひとつであるメタンガスは、CO₂の約25倍の温室効果があるとされており、その削減は気候変動対策として重要です。特に、稲作におけるメタン排出削減は日本の温室効果ガス削減にも大きく寄与すると考えています。農業由来のJ-クレジットは「水稲栽培における中干し期間延長の方法論」に基づき創出されています。具体的には、田んぼの水を抜いて土にひびが入るまで乾かす「中干し」期間を通常より7日以上延長することで、田んぼから発生するメタンガスを約30%削減し、その削減分をJ-クレジットとして可視化・価値化しています。

クローズアップ一覧へ戻る

新着記事

もっと見る

MOTTAINAI Shopへ行く

イベント

メールマガジン

MOTTAINAI Shopの会員メルマガでは、
ライフスタイルや商品のおすすめ情報をお届けしています。

登録する