MOTTAINAIキャンペーンの活動20周年を記念したシンポジウムが12月22日、東京都豊島区の立教大学池袋キャンパスで開かれました。キャンペーンを提唱したワンガリ・マータイさんの長女で世界資源研究所マネジングディレクターのワンジラ・マータイさんや、キャンペーンに賛同する企業の担当役員らが参加。約250人が会場で聴講し、オンラインでも配信されました。
人と自然が共生する「リジェネラティブな世界」を目指すことをテーマに掲げ、毎日新聞社が主催し、来年4月に環境学部を開設する立教大が共催。環境省と東京都、国連広報センターが後援し、キリンホールディングス、UACJ、ローソン、伊藤忠テクノソリューションズが賛同企業となり、開催しました。
小池百合子都知事やブラジルのマリナ・シルバ環境・気候変動相もメッセージ
シンポジウムの冒頭、ワンガリ・マータイさんと親交のあったブラジルのマリナ・シルバ環境・気候変動相と小池百合子東京都知事のビデオメッセージが紹介され、2人は環境問題への取り組みにおけるMOTTAINAI精神の重要性を訴えました。続くトークセッションには、ワンジラさんとタレントの山之内すずさん、立教大の二ノ宮リムさち教授が登壇。MOTTAINAIという言葉を海外でも浸透させていくことの必要性や、日常生活で環境に配慮していることなどを語り合いました。

パネルディスカッションもあり、ローソンの楯美和子常務執行役員やUACJの慈道文治取締役常務執行役員、キリンホールディングスの藤川宏常務執行役員、国連広報センターの根本かおる所長、立教大の森朋子准教授と大久保奈弥教授が参加。各企業の環境問題への意識や取り組みなどについて意見を交わしました。
最後に「リジェネラティブな世界」の実現に向け、MOTTAINAIキャンペーンをさらに進化、発展させていくことを誓い、シンポジウムを締めくくりました。
シンポジウムの詳細は、毎日新聞の26日朝刊に掲載されます。
ワンジラさんが毎日新聞社長と会談しました
シンポジウムに先立ち、ワンジラ・マータイさんが毎日新聞東京本社を訪問し、松木健社長と会談しました。松木社長はこれまでの尽力に感謝した上で「地球環境の保護に向けて今後も協力をお願いしたい」と要請。ワンジラさんは「これまでも毎日新聞社との活動に私自身も刺激を受けてきた。これからも協力していきたい」と応じました。 深刻化する気候変動問題について、ワンジラさんが「人々は危機感を持ちながら、行動が起こされていない」との認識を示すと、松木社長は「MOTTAINAIという言葉は行動に移すためのシンボルになる。この言葉を世界中に広げて、共通語にしていきたい」と応じました。

新着記事
-
- MOTTAINAIキャンペーン20周年記念シンポジウムを開催 ワンジラ・マータイさんが参加しました
-
MOTTAINAIキャンペーンの活動20周年を記念したシンポジウムが12月22日…
2025/12/23
-
- WHG新宿がクリスマスチャリティーオーナメントを販売 ワンジラ・マータイさん親子も飾り付け
-
MOTTAINAIキャンペーンに協賛している新宿ワシントンホテルとホテルグレイス…
2025/12/23
-
- MOTTAINAIキャンペーン20周年記念シンポジウムを開催します 東京・池袋で22日<終了しました>
-
毎日新聞社と立教大学は、12月22日(月)午後6時から立教大学池袋キャンパスで「…
2025/12/05
-
- 日新火災が今年2回目のチャリティーバザーを開催 売上金はMOTTAINAIキャンペーンに
-
日新火災海上保険株式会社のさいたま本社(さいたま市浦和区)で11月19日、「チャ…
2025/12/04




