シャリ感が涼しげで気持ちいいリネンのシャツ、
ふんわりしなやかで温かみのあるカシミヤのニットなど、
大切なワードローブのケアはいつもより少し手間をかけて。
丁寧に洗って干す、きちんとしたお手入れをすれば長く愛用できます。

＜煮沸でくすみをOFF ［綿・麻］＞

比較的お手入れが簡単な素材で、日頃は洗濯機洗いでOK。
定期的にひと手間かけたケアをしよう！

■石けんカスが黄ばみの原因！少し色がくすんできたリネンのシャツを洗ってみよう

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  １．汚れの種類を見極めよう汚れの種類によってお手入れの方法はそれぞれ異なるので、
  まずは汚れの原因を見極めることが大切。

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  ２．お湯で煮沸する白いシャツが全体的に黄ばんだりくすんだりするのは洗剤残りが原因。
  沸騰したお湯にシャツと少しの洗剤を入れて、全体が濁ってくるまで煮沸する。

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  ３． しっかりとすすぐにごりが出なくなるまで、たっぷりの水でしっかりとすすぐ。
  洗濯機で行っても構わないが、しっかりと時間をかけるのがポイント。

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  ４． 軽めに脱水するすすぎを丁寧に行った後は、軽めに脱水する。
  きつく脱水してしまうとシワの原因になるので、水がしたたらなくなる程度でOK。

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  ５． シワをとりながら干す濡れたまま放置するとシワの原因になるので、脱水後はすぐに干そう。
  衣類の形を整え、シワを叩き、縫い目を伸ばしながら干すのがコツ。

☆お家ケアのポイント

・果汁のシミ
時間が経つと変色して目立ってくる。
水性の汚れなので、早めに対処すれば落とせる。

・色落ち
色・柄物の衣類は、他の衣類を染色したり、部分洗いで一部だけが色落ちしたり、
繊維を傷つけてしまうことがあるので注意！

＜丁寧に手洗いしよう［ウール・カシミヤ］＞

汗などの汚れを落としたり、素材の風合いを出したりするには手洗いがいちばん。
衣類の傷みや縮みの原因になる摩擦に注意して。

■型崩れや縮みに注意！お気に入りのウールのニットを洗ってみよう

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  １． 部分汚れのケアをする袖口や襟元など、汚れがつきやすい部分は、最初にケアしておこう。
  こすり洗いによる摩擦は衣類を傷める原因になるのでNG。

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  ２． しっかりすすぐ洗剤残りによる変色を防ぐためにも、すすぎはしっかりと。
  たっぷりのお湯または水を使って押し洗いするようにすすいで。

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  ３． 柔軟剤をお湯に溶かして漬ける柔軟剤は洗い流してしまうと効果なし。５分ほど漬けたらそのまま脱水しよう。
  柔軟剤のかわりにヘアリンスを使うとより風合いがUP。

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  ４． 優しく絞って平置きで乾かす軽く脱水したら平干しする。
  この時に、衣類の形を整えて、ブラシ等で毛の向きを揃えておくと仕上がりがきれいに！

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  ５． 完全に乾いてから乾燥機へ濡れたままでは摩擦が起きやすく縮みの原因に。
  ニットのお手入れでは乾燥機は乾かすためではなく風合いを出すための仕上げとして活躍。

☆お家ケアのポイント

・おしゃれ着洗剤を使う
ニットなどの衣類の縮みは、毛同士が絡まり合うのが原因。
おしゃれ着洗剤に含まれるシリコンが毛のキューティクルをコーティングし、
毛同士が絡み合うのを防ぐ。

・日焼け・虫食いに注意
日焼けによる色落ちは再現できないので日陰または部屋干しが◎。
外に干したのがきっかけで虫がつき、虫食いの原因になることも。

いつもよりほんの少し丁寧に、手間をかけたお洗濯で お気に入りのワードローブがきれいに見違える。
素材によって扱い方が違うので、正しい方法で汚れを落とそう。

次回は服のお手入れ術【部分汚れのお家ケア】をご紹介します！

＊関連読みもの＊
・服のお手入れ術　基本ケア
・服のお手入れ術　部分汚れのお家ケア
・服のお手入れ術　小物のお手入れ
・服のお手入れ術　保管方法

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  クスノキ＆ラベンダー精油のマイクロカプセルを配合した柔軟剤なので、乾いた後の香りも長持ち。
  成分も繊維や衣類が触れる皮膚に負担がかからないよう、天然由来のものを多く使用しています。