美しくシワのないシャツは、見ているだけで気持ちがよく、袖を通せば背筋がシャキッと伸びるイメージ。
難しいテクニックなしで端正に仕上げる方法をご紹介。
まず霧吹きで満遍なくシャツを濡らし、アイロンの先端を少し浮かせるようにして、シャツの上を軽く滑らせるのがポイント。
丁寧に手順を追えば、誰もが今日からアイロンがけの達人に!
霧吹きをかける
霧吹きを使い、シャツ全体を満遍なく濡らしていく。洗濯直後なら濡れたままかけてもOK。
襟の裏面→表面
ざっと形を整えるような感じで裏面からアイロンを当てる。続いて表面は、端を持ち、少し引っ張りながらアイロンをかけ、
しっかりとシワをとっていく。
カフスの裏面→表面
襟と同じ要領で。裏面はざっと形を整えるような感じで、表面はカフス部分のシワをしっかりとるように
アイロンをかける。
袖はヒダの部分から
袖口を持ち、脇のラインまで合わせて袖の縫い目をそろえる。続いて袖の折り目を合わせ、プリーツをきれいに出す。
ヒダの部分は、プリーツ線の上からプレスをかけるように。袖の残りの部分は、縫い目に沿いながらアイロンをかける。
後ろ身ごろ
後ろ身ごろは内側だけアイロンがけして。背中の中央のラインだけかければOK。
折り畳み、前身ごろ
脇の縫い目を折り畳み、前身ごろの表面からアイロンを当て、裏面までしっかり乾かす。
首肩まわり
首と肩のまわりは襟を立てるとやりやすい。かけるのは表面だけでOK。裏面までしっかり伸ばすような感覚で。
仕上げ
縫い目に沿って表面からしっかりアイロンをかけて仕上げ。
畳み方のコツ
第2ボタンははずし、その他のボタンは留めると、襟口にシワが寄らずに畳める。
裏返して袖の付け根を折り、真ん中辺りを押さえながら袖口を襟口に向かって織り上げる。
反対側も同じように。続いて脇の部分は、肩の半分くらいの位置から縦に折り、反対側も同じように。
最後にすその部分をつまんで少しだけ上に向かって織り込み、半分に折って完成。
まるでクリーニング店でお願いしたような仕上がりに!
基本は縫い目に沿うだけできれいに仕上がるアイロンがけ。
パリッとした仕上がりが好みなら、すすぎの時に洗濯のりを加えるのがポイント。手順とコツを押さえた、
丁寧なアイロンがけで、気持ちよくシャツを着こなそう。
次回は【汚れたらすぐにシミ抜き】をご紹介します!
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