よく着るお気に入りの一着ほど、ほつれなどが出やすいもの。
ボタンがとれかけていたり、スカートの裾がほつれていたり……、
これではだらしない印象を与えて、せっかくのお出かけも台無し!
さらに、後々衣類のダメージを招くこともあるので、
見つけたらすぐに補修して、いつでも気持ち良く着られるようにしておこう。
針と糸があれば簡単。慣れれば作業もスムーズに進みます。
【ボタンをつける】
ひと針目は裏から表へ
とれた位置にボタンを合わせ、ひと針目は裏面から表に出し、ボタンの穴に糸を通していく。
ボタンを布から少し浮かせるようにして。
3〜4回ずつ糸をかけていく
順次ボタンの穴に糸を通し、3〜4回ずつ糸をかけたら、一度裏面に針を通す。
その後、ボタンと布の間に針を出す。
仕上げに糸を巻きつける
ボタンと布の間に浮かせた糸に、3〜4回程度、糸をきつめに巻いていき、
裏面に針を通して、玉留めをして完成。
【裾のほつれを直す】
まつり縫いで修復
裾のほつれは、縫い目が表に出ないまつり縫いで。
まずは、折り込まれた裾の縫いしろの裏から針を出す。
表布をすくう時は小さく
5㎜ほど先の表布をすくい、裾の縫いしろの裏から針を通す。
表に縫い目が見えないようなるべく小さめにすくい、玉留めして完成。
表布にひびかないように
表側から見た写真。表面にはほとんど糸が見えていないのがわかる。
このように糸が見えずにまつれたら大成功!
【ニットのほつれを直す】
糸を針などですくう
飛び出てしまった糸をかぎ針もしくは、針などですくい取る。
太い糸なら手で行ってもOK。
編み目から表面へ
ニットの編み目から、飛び出た糸を裏側に通し、軽く引っ張って、表面の編み目を整える。
糸を玉留め
表面がきれいに整ったら、裏側に持っていった糸が再び飛び出さないように玉留めして、完成!
基本の縫い方、繕い方さえ覚えておけば、自分で簡単に直せるケースがほとんど。
お気に入りの洋服を長く大切に着るためにも、まめに繕って、良い状態をキープしよう!
次回は【暮らしに花を取り入れる】をご紹介します!
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