
みなさん、こんにちは。
料理研究家 島本美由紀です。
使おうと思って野菜室を覗いたら、買った野菜が傷んでいた!!
最後まで使い切れなくて、捨ててしまった・・。
そんな、経験ありませんか?
今回は、余らせがちな野菜のひとつ!
「人参」の使い切りレシピをご紹介します。

カロテンが豊富で、アンチエイジング食材としても人気の野菜。
実は、皮のすぐ下に豊富な栄養があるので、丸ごと食べるのがおすすめ!!
もし、人参が1本あったら、沖縄の郷土料理の人参しりしりを作ってみませんか?
ぜひ皮ごと調理してみてください。
ちなみにしりしりとは、沖縄の方言。
千切りにする際の「すりすり」が語源ともいわれています。
人参しりしり
【材料(作りやすい分量)】
| 人参 | 1本 |
|---|---|
| 卵 | 1個 |
| ごま油 | 大さじ1 |
| <A> | |
| 砂糖 | 小さじ1 |
| 醤油 | 小さじ1 |
| 顆粒和風だし | 小さじ1/4 |
作り方
- 人参は細切りにする。
- フライパンにごま油を入れ中火で熱し、①を入れ炒める。
- しんなりしたら<A>を加えて調味し、溶き卵を加えて大きく混ぜ、火を止めてしばらくそのままにして余熱で火を通す。
- 卵が固まったら軽く混ぜ、器に盛る。

ツナやスパム、ベーコンなどを加えて、がっつりおかずに変身させるのも◎
また、根だけではなく、葉の部分にも栄養たっぷり。
葉付きが購入できたら、天ぷらやおひたしにして食べてみてください。
家庭から出る食品ロスの金額は、一世帯年間6万円。
せっかく買った野菜も、最後まで使い切れなかったらMOTTAINAIですよね。
ぜひ、レシピを参考に、最後までおいしく食べきってください。
*関連読みもの*
・【MOTTAINAIレシピ】野菜の使い切り<人参編2>人参のひらひらマリネ
・【MOTTAINAIレシピ】野菜の使い切り<人参編3>人参ごはん
・【MOTTAINAIレシピ】野菜の長持ち保存方法<人参編>

- 島本 美由紀 料理研究家・ラク家事アドバイザー
- 世界を旅する料理研究家。その活動は料理だけにとどまらず、冷蔵庫とキッチンのスペシャリストとして調理の時短テクニックや、整理収納アドバイザーの資格も活かしたお片づけ方法など、家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」としても活躍。実用的なアイデアが好評を得て、テレビや雑誌を中心に活躍中。さらにMOTTAINAIを通じて、アジアの孤児院に支援も行っている。「ひと目でわかる!食品保存事典」(講談社刊)など、著書は30冊を超える。
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