売るのも買うのも子どもたちだけで行う｢ＭOTTAINAIキッズフリーマーケット｣（毎日新聞社MOTTAINAIキャンペーン事務局、NPO法人キッズフリマ主催、ほけんの窓口グループ協賛）が5月21日、茨城県つくば市のイオンモールつくばで開かれ、子どもたち約600人が参加、保護者らを含めて1000人以上が来場しました。

「MOTTAINAI キッズフリーマーケット ｣ で買い物を楽しむ子どもたち＝茨城県つくば市のイオンモールつくば

不要になったおもちゃなどを売買することでものやお金の大切さを学び、販売する際のやりとりを通じてコミュニケーションの重要性も学んでもらおうと開かれ、地域の小学3～6年生が午前と午後で計37ブースを出店。開場前にスタッフから、お金と経済の仕組み、接客、収支計算シートの書き方を学んだ後、フリーマーケットがスタートしました。

開場前から並んで待っていたお客さんの子どもたちがオープンと同時に入場し、出店した子どもたちは家で使っていた本や文房具、ぬいぐるみなどを工夫して並べて値付けし、どうやったら売れるか知恵を絞りながら、来店した子どもたちと本物のお金で売り買いをしました。買い物に夢中になってお財布を落としてしまう子どももいましたが、スタッフがすぐに声がけをしてフォロー。子どもたち同士で買い物を楽しみました。

買い物エリアは子どもたちだけが入場可能なので、保護者の皆さんはフリマエリアの外から写真を撮るなど、子どもたちのやりとりを見守りました。出店した子どもたちは閉店後、スタッフの指導に従い、売れたものと自分が買い物をしたものを記入する収支バランスシートを作成し、今日の利益を計算した後、最後に全員がそろって記念写真に収まりました。