スタッフコラム

「第2回 MOTTAINAI×TAMAZO 森づくりプロジェクト」実施しました!

昨年から開始した「MOTTAINAI×TAMAZO 森づくりプロジェクト」。
第2回の開催を、2017年12月2日に多摩動物公園 雑木林 TAMAZOライオンの森で実施しました。
当日は秋晴れの中、MOTTAINAI参加企業のみなさまと一般参加者、合わせて約70名の方々に
ご参加いただきました。
そして、ルー大柴さんにも審査員としてトゥギャザーしていただきました!

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このプロジェクトのお話をする時に、なんで多摩動物公園なの?と言われることがあるのですが、
多摩動物公園は設立してから50年以上が経過していて、多摩動物公園を取り囲む雑木林は開園以来
手つかずの状態だったそうです。
動物公園の設立によって開発の手は免れたものの、人の手が入らなくなることで木々は大木化し、
常緑樹やササで覆われた暗い森となってしまっていたのです。

多摩動物公園の雑木林を略した「多摩雑」(たまぞう)を、従来の里山環境に復活させるために活動している、
樹木・環境ネットワークさんの指導により、「MOTTAINAI×TAMAZO 森づくりプロジェクト」は実施しています。

当日の作業はというと・・・

【笹刈り】
明るい里山の環境の創出するために、どんどん伸びる笹を刈っていきます。
笹の茎は堅いので、はさみで根元から垂直に刈ることが重要。結構ハードな作業です。

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【薪割り】
間伐した材を薪割りで小さくし、燃料として使えるような大きさにします。
都内では、なかなか体験することの出来ない薪割り。コツをつかめば女性でも大きな薪を割ることが出来ました。
子どもたちはトンカチを使って、更に細かい薪を作るためのお手伝いを。

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【落ち葉集め】
カブトムシの繁殖の場に入れる、落ち葉を集めます。落ち葉はやがて柔らかな土になって、
カブトムシの幼虫が住みやすい環境になります。

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そして動物園の園内ではフィールドワークを実施。
いろいろな色の落ち葉を、一人3枚集めて最後にグループで作品作りをしました。
いろいろ落ち葉を捜すことで、植物の多様性にも注目していただけたと思います。

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集めた落ち葉でみなさんが作った作品はコチラです!

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最後に表彰式を行い、みんなで記念写真。いい笑顔ですね!
ご参加いただいたみなさま、お疲れ様でした。

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写真提供:毎日新聞社

MOTTAINAIは、提唱者のワンガリ・マータイさんの植林活動「グリーンベルト運動」を支援していますが、
国内の森を守る活動もしたいという思いがあり、「MOTTAINAI×TAMAZO 森づくりプロジェクト」を始めました。
「グリーンベルト運動」からのレポートで聞くケニアの森の話と、日本の森では、環境も必要な状況も全く違います。
このプロジェクトでは寄付するだけでなく、実際に活動することによって、ご参加いただいた方に日本の森について
知って触れていただく機会になればと思っています。

来年の実施でも、たくさんの方々のご参加をお待ちしています!

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