スタッフコラム

MOTTAINAI SOUNDライブレポート「耳をすまして」2016 岡山&吉備津神社へ行って来ました。

こんにちは、MOTTAINAIスタッフの安保です。

音楽家の守時タツミさんが、波の音や風の音、小鳥のさえずりなど、様々な場所で自然の音を収録し、
その時目にした風景とその場で感じた想いを曲にしたMOTTAINAI SOUND
5月21日の群馬県桐生市の「鳳仙寺」よりライブツアーがスタートし、
先日レポートをお届けしましたが、5月28日には守時さんの故郷、岡山でのライブが開催されました。

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守時さんより岡山でのライブを予定しているとお聞きしたのは、
昨年秋のツアーが終った後だったような気がします。
それからMOTTAINAI SOUND Vol.3リリースに向けての製作があり、
ツアーのスケジュールが見えてきたときには、なんと岡山の翌日に、一休さんのお寺として知られる、
京都酬恩庵一休寺での開催もスケジュールに入っていました。
これは絶対お伺いしたい!と思っていた矢先、
守時さんから「岡山の吉備津神社は素敵なところだよ」というお話しも伺って、
もし岡山のライブに伺うことが出来たら足を延ばして、吉備津神社へ行ってみようと考えていました。

ライブ当日の5月28日、念願叶って岡山に入り吉備津神社に向かうため、
今年の春から「桃太郎線」の名称となったに元JR吉備線に乗車しました。
目的の「吉備津駅」の一つ前の駅で乗客の殆どが降車したので、
「あれあれ?」と思いつつ、吉備津駅へ。
駅を降りてしばらく歩くと、両側を立派な松の木に囲まれた参道が。
神社前の茶屋は「桃太郎」。そう、岡山県と言えば昔話の桃太郎を思い出しますが、
この吉備津神社は、まさにあの桃太郎のお話の元とも云われるお話しが伝わっている場所なのです。
鳥居をくぐり、坂をどんどん上っていくと、拝殿と本殿が目の前に現れます。


国宝の本殿はとても大きく、二つの屋根がくっついたような形になっています。
過去2度の火事によって焼失しているそうですが、現在の本殿・拝殿は約600年前の
室町時代に約25年の歳月をかけて築かれたものだそうです。
本殿横には長く続く廻廊があり、ここを歩くだけで見どころが沢山あります。
苔蒸した石垣や石板など、とても長い歴史を感じさせる場所です。

広い境内には、桃太郎伝説ならではの"おみくじ"。
そして大分歳を重ねているであろう、まっ白なお猫様がスヤスヤと。
昔話に出てくるような自然がいっぱいの中、訪れた人を穏やかに優しく包み込んでくれるような雰囲気の神社でした。

周辺を散策していると、近くに「吉備津"彦"神社」というものもあるらしいという情報が。
先ほど乗車した桃太郎線で、一つ前の駅で降りた方々は、「吉備津彦神社」へ向かっていたようです。
聞くところによると、こちらも桃太郎伝説の神社とのこと。
守時さんが言っていたのはこちらの神社かもしれない・・という考えが浮かび、
ライブ開始時間が気になりながらも、ちょっと足を延ばしてみると
先ほどの吉備津神社とは違い周囲の山々を見渡せる、なだらかな場所にありました。
古来よりご神山として信仰されている、中山がご神体。(鳥居の奥に見えるきれいな三角形の山です)
そして安政時代に作られた日本一の大きさの大灯籠が。
地元有志の方々が国家安全などを念願して奉納したものだそうで、
これだけの大きなものを地元の方々の寄進で作られるということが、
この土地の方々の人柄を表していると思いました。

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岡山県の旧国名は「吉備の国」で、後に東から、備前・備中・備後という3つのエリアに分けられたそうです。
先に訪れた「吉備津神社」は備中の国の一宮で、「吉備津彦神社」は備前の国の一宮。
どちらの神社とも、この土地を治めたとされる大吉備津彦命を主祭神に祀っていますが、
少し違う雰囲気を感じました。

岡山駅に戻り、ライブ会場の天神山文化プラザに路面電車で向かいました。
会場に到着する寸前には、朝からぽつぽつと降り続いていた雨も止み、
綺麗な空が見えてきて・・そう言えば前回、桐生でのライブも直前で雨が止んだことを思い出しました。

会場に着くと、既に残り席を探すのが大変なほどの沢山の人。
おそらく同級生の方々だろうという方々が嬉しそうに雑談されていて、
ライブをとても楽しみにされている様子が伝わってきました。

立ち見も出る盛況ぶりで、ライブ開始。
最初の曲は、【頭島「望郷」】。
この曲は、守時さんがお母様の故郷である岡山県の頭島へ、40年ぶりに訪れた時に作られた曲です。

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1曲目の演奏が終わり守時さんが挨拶を始めると、「お帰り!」という声と大きな拍手が巻き起こりました。
守時さんは少し照れくさそうに、そして緊張しているようにも見えました。

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続いて北海道の曲を【美瑛 「朝霧の中」】、【旭川 旧岡田邸「rebirth」】と2曲続けて演奏。
「rebirth」は、前半のシリアスな感じから中盤になると曲調が変わっていき、
希望に満ちたメロディが奏でられる、まさに再生をイメージさせる大好きな曲です。
こちらで視聴いただけますので、是非聞いてみてください。 【旭川 旧岡田邸「rebirth」】

ライブ中のMCで、MOTTAINAI SOUNDのアルバムのことをお話いただきました。
1枚目はサウンドスケッチのような形で作ったアルバムで、
2枚目からは自分の想いを曲に込めて作るようになったそうです。
そのきっかけは2011年の東日本大震災。
2011年の夏に、約6,000人の村民が避難して居なくなった飯館村を訪れ、
誰も居ない村の中で、蝉やひぐらし、ホトトギスが鳴いている声を聞き、いろんなことを感じたそうです。
そして2012年、1年ぶりに再訪した飯館村では自然の音が変わっていたそう。
その土地の音も感じる想いも、時間が経つとまた変わっていくのですから、
MOTTAINAI SOUNDは記憶に近いものだと思います。

ゲストでチェロ奏者の塚本さんが登場し、昔の唱歌をMOTTAINAI SOUND風にアレンジした「朧月夜」、
「浜辺の歌」、そして雨氷の音が儚さを感じる【オホーツク 「Okhotsk」】と演奏は続きます。

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この後、守時さんのライフワークである「おとえほん」の紹介がありました。
おなじみの昔話のストーリーも、楽曲が加わり耳から入ってくる情報が増えることで世界が何十倍にも膨らみます。
今回は「かぐや姫」が紹介されましたが、守時さんの楽曲によって、会場にいる皆さん1人1人の頭の中に、
色々な「かぐや姫」が描かれているのだろうな、と想像しました。
MOTAINAI SOUNDと「おとえほん」は性質の違うコンテンツのようですが、守時さんからすると根っこは一緒で、
現代の様なDVDやゲーム、アトラクションが溢れる世の中において、時に手を休めて、
五感を研ぎ澄まして、自然や良質なサウンドにゆっくり耳を傾けて欲しいという想いがあるそうです。

そんなお話の後、ゲストのギタリストichiroさんが登場!
なんと前日に羽田で起きたトラブルで、ライブ直前に会場入りされたとのこと。

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ichiroさんが加わって、【台東「Taiung」】、【江の島「Sun Dance」】が演奏されましたが、
アップテンポな曲と守時さんとichiroさんの息の合った演奏によって、会場はとっても盛り上がりました。
それにしても、この音ってこんな感じで演奏されていたのか・・と感心してしまう、
ichiroさんのギターテクニック!目の前で見ることが出来て幸せでした。
そして再びチェロの塚本さんが加わって、【北鎌倉 円覚寺「飛翔」】の演奏。
3人のパワーで更に迫力が加わり、最高のセッションを見せていただきました。

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最後は【どんぐりとヤマネコ】。そしてアンコールでは、Vol.2のアルバムに納められている、
守時さんの母校【岡山県立岡山朝日高等学校校歌】の演奏・・地元の方々は大喜びだったと思います。
あっという間の2時間。色々な音の旅を楽しみ、そして振り返ると一日中岡山を堪能しました!

翌日5月29日の「京都 酬恩庵一休寺 枯山水庭園」でのライブは、
残念ながらお伺いできなかったのですが、こちらも満員御礼の中、ライブが行われたそうです。
当日の写真をご提供いただいたので、少しご紹介させていただきます。
ライブ中、雨が降ったり止んだりということだったようですが、写真からは
しっとりとした素敵なメロディが聞こえてきそうです。

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「耳をすまして」2016ライブは6月も続きます。
鎌倉の会場は定員に達し、受付終了となりましたが、またこちらで当日の様子を
レポートでお届けしたいと思いますので、お楽しみに。

今回のライブツアー情報の詳細はこちら

MOTTAINAI SOUNDのページはコチラ

MOTTAINAI SOUND vol.3のご購入はコチラ

*関連読みもの*
・MOTTAINAI SOUNDライブレポート「耳をすまして」2016 桐生 鳳仙寺
・MOTTAINAI SOUNDライブレポート「耳をすまして」2016 守谷・鎌倉

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