クローズアップ

汚れを落として、保湿する。革製品のケアは、お肌のケアと同じだと考えましょう

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以前当サイトでは、革製品にみられるMOTTAINAIの心についてお伝えしました。

革製品を大切にするのはわかったけど、具体的にどうケアを行っていけばいいの?
という方のために、今回は革製品のケアの基本について。

ドイツの「ザルツェンブロット社」の「コロニルブランド」の商品を輸入卸している
株式会社エス・アイザックス商会の方に教えていただきました。

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マストケアは、なによりもブラッシング

ケア用品を買おう、と考えるなら、何よりもまず手に入れたいのがブラシです。
選びたいのは化学繊維のものよりも、動物の毛を使っているもの。
動物の革を手入れするのですから、動物の毛が1番です。

このブラシを使って、鞄も、靴も、家に帰ったらまずごしごしとこすりましょう。
ちょっと力を入れて強めにやるくらいで大丈夫。
ブラッシングをすることにより、外で付いてしまった汚れを落とし、
ブラシの毛に含まれる油分や、使い込んでいくうちに毛に蓄積されていく
ワックス成分などにより、ツヤを出すことができます。

この工程は、私たちのスキンケアでいうお化粧を落とす行為と同じ。
その日のお化粧や汚れをしっかり落とすことで、健康的な状態を保つことができるのです。

1~2か月に1度は、4つのステップの丁寧なケアを

毎日のブラッシングはとても有効ですが、使っていくうちに落としきれなかった汚れがあったり、
乾燥したりと、少しずつダメージは蓄積されていきます。
それをリセットするために、1~2か月に1度は、革の汚れを落とし、
リフレッシュさせてから栄養を与えてあげるケアをしてあげましょう。

やるべきことは、
ブラッシング、クリーニング、防水スプレー、保湿・栄養クリームの、4つの工程です。

私たちのスキンケアでいえば、
クレンジング、洗顔、化粧水、乳液の工程と似ていると考えると覚えやすいですよ。

いつもと同じようにブラッシングを行った後に、クリーニング剤をつかって
ブラシでとりきれなかった汚れを落とす。
そのあと防水スプレーで下地をつくったあとは、栄養クリームを塗りこんで、
乾燥した革をしっかり保湿します。
これを行うことで、革もふっくらしてツヤ感が増す。

以上の4つのステップを行うだけで、革製品は全く見た目が変わってくるし、ずっと長持ちするものになります。
経年変化を楽しみつつ、本来の風合いをよみがえらせることができるのです。

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今後は当サイト内でも動画等でケア方法を詳しくお伝えしていきますので、お楽しみに。
ものを大切にするMOTTAINAIの精神を、ぜひご自身のもつ革製品に対しても実践してみてくださいね。


*関連読みもの*
あり方そのものがエコ!200万年前からMOTTAINAIを体現する、革製品の魅力
使わないときのケア。革製品を収納するときに気をつけるべきこと



*今回の記事に関係するMOTTAINAIグッズ*
レザーケア製品


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