クローズアップ

学校制服のMOTTAINAIって?株式会社チクマさんで、MOTTAINAI SCHOOLについて聞いてみました。

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ブレザーや学ラン、セーラー服。かつて制服を着ていた方も、いまご家族が着ている方もいらっしゃるでしょう。
学校制服は、今も昔も、多くの学生から着られ続けているものです。

しかし、変わらずあり続けるように見える制服も、じつは昔よりももっと長く着られるような工夫がなされていたり、
学校生活の3年間の役目を終えたあとリサイクルできるようになっていたり。MOTTAINAIの心が生きるものへと
進化をしているのです。

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今回はそんな学校制服について。「MOTTAINAI SCHOOL」という、制服を長く着ることや大切に着ることを
意識した認証ブランドを展開する、株式会社チクマ キャンパス事業部の吉川大貴さんにお話を伺いました。

3年間、毎日着ても大丈夫な服。制服。

自分たちが学生のころは、何気なく毎日着ていた制服。しかしいま振り返ると、「毎日」しかも「3年間」
着続けられる服って、とってもよくできている服なんです。数回着たら着られなくなってしまう服とは違って、
ずっと着られる工夫が随所にされています。

通学途中での急な雨にも耐えられるように撥水加工のしてある生地があったり、汚れがつきにくいように、
撥油加工がしてあったり。安全性を考えて難燃の素材のものもありますし、毎日洗えるものではないことも
考慮した抗菌消臭の加工もできる。それぞれの用途やニーズに合わせて、様々な特徴を組み合わせて
制服はつくられています。

生地はもちろん、丈夫なものを。長く着る目的だけでなく、制服は式服でもあるため、きちんとした場に
ふさわしい素材感であることも意識してつくられているのです。

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さらに「MOTTAINAI SCHOOL」の認証マークが付いている制服の特徴は、修理や成長に合わせた
メンテナンスをしてもらえる製品であるということ。成長して丈を伸ばしたいときは、制服を買った
お店に持ち込むことでお直しをしてもらい、買い直す必要なく再び同じ制服を着ることができるのです。

お下がりを譲り合うだけじゃない。
制服は再び資源になれる。

しっかりとつくられている制服だからこそ、3年間着てもまだ捨ててしまうにはもったいない...という
制服もあるものです。ご近所や親戚、兄弟姉妹で譲り合った経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんなふうに制服をリユースすることもできますが、「MOTTAINAI SCHOOL」ではリサイクルの
取り組みにも力を入れています。

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着なくなった制服は、学校などで回収する仕組みを確立。
制服は再び資源となり、自動車の防音材や吸音材、断熱材などにも使われているのだとか。
チクマさんの生地を使った「MOTTAINAI SCHOOL」の認証がある制服は、徐々に増えているそうです。


そんなチクマさんの制服への想いを伝える「服育」の活動について。次回はお届けしていきます。


*関連読みもの*
ただ学校で着るだけじゃない?制服のもつ役割について、株式会社チクマさんに教えてもらってきました。




*ご協力いただいたのは*

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