クローズアップ

オーガニックを選ぶことは、環境に配慮した製品づくりに賛同すること。

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もうすっかり言葉としては定着した「オーガニック」という言葉、この言葉に、みなさんはどんな
イメージを持つでしょうか。自然に優しいこと?身体にいいこと?人によって、イメージは様々かも
しれません。今回お話を伺ったのは、オーガニックコットンのタオルに関してです。
身体に直接触れるものであるからこそ、心地よいものであってほしい。
オーガニックコットンってどんな特徴があるの?私たちにとってどういいの?
オーガニックコットンタオル生産の背景からタオルのお手入れ方法まで、全4回に渡りお届けします。

オーガニック=タオルそのものがいい
は実は間違いかもしれない。

オーガニックコットンタオルに関して、ご教授いただいたのはIKEUCHI ORGANICの代表である
阿部哲也さん。「オーガニックコットンだから、特別タオルの手触りがいいとか、タオルそのもの
の質がいいということはほとんどないんですよ」と最初に少し意外なことをおっしゃってから、
オーガニックコットンタオルの特徴を丁寧に教えてくださいました。

阿部さんによれば、オーガニックコットンは薬剤などを使わず、指定農場のみでしかつくられない
ため、むしろコットンとしては質が安定しづらい。オーガニックコットンだからと、タオルそのもの
の品質がよくなるとは限らないのだそうです。
ならばオーガニックコットンのタオルを選ぶことはどんなふうに私たちにとって重要な意味を持つの
でしょうか。それは、コットンの生産を知ることで少し見えてくると阿部さんは教えてくださいます。

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「コットン、つまり綿花は元々他の農産物が育ちにくい土地で栽培されていることが多く、虫もつき
やすいし、収穫も手間がかかる。それらの様々なコストを避けるために、多くの生産現場で取られて
いる手段が、薬剤を使うこと。大量の薬剤を使用して、収穫しては枯らし、というサイクルが続けられ
てきました。
しかしこういった生産現場では当然、健康被害、土壌破壊、水質汚染と多くの問題がつきまとう。
コストカットを行った結果として、持続的な生産が不可能で誰にとっても幸せでないモデルができて
しまいました」。

そこで、「そんなことをしていてはいけない」「もっとずっと続けていく事業を行わなければ」と
オーガニックコットンを取り扱っているのが、IKEUCHI ORGANIC。
私たち消費者がオーガニックコットンのタオルを選ぶことは、たんによいタオルを選ぶということ
以上に、「環境のためになる活動に賛同します」という意思表示でもあるのです。

IKEUCHI ORGANICがMOTTAINAIに参加し始めたきっかけは、MOTTAINAIという言葉を世界に広めた
ワンガリ・マータイさんの存在。マータイさんが創設したケニアの植林活動「グリーンベルト運動」
への共感を入り口に、「3R+Respect」の考え方に共通点を感じて、商品展開を行うことになりました。

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たんにオーガニックコットンを使っているから、というだけではないタオルのよさ。
コットンの生産現場まで環境に配慮しているからこそ、社会に貢献していると言えるのかもしれません。
そして私たちがそれを選んで購入することが、これらの活動への応援を行動で示すことになるのです。
ただ製品を買い求める以上の、とても意味のある「ものの選び方」を教えていただきました。


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