クローズアップ

「オーガニック」は生産現場で終わりじゃない。製造工程にも通じる、環境配慮のこころ。

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オーガニックコットンのタオルを選ぶことは、環境を考えた活動に賛同することそのもの。前回はそんな
素敵なお話をIKEUCHI ORGANICの阿部哲也さんに教えていただきました。今回は、オーガニックコットン
タオルの製造工程に関して、IKEUCHI ORGANICならではの環境へ配慮した取り組みについてお伺いしました。

環境に配慮するなら、
こだわるべきは原料の生産だけじゃない。


最初は生産現場に関する取り組みから始まり、いまでは製造の過程でも環境に配慮したビジネスとして発展。
そのきっかけは意外にもお客様からのお叱りの声だったと阿部さんは言います。

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「環境のことを大切にしている、というのなら、全てのことにこだわったほうがいいんじゃないか、と
ご指摘をいただいたことがあって。自分たちが製造のために使う電力は自分たちで選ぼう、ということで、
再生可能エネルギーを重視することを選択しました。
現在私たちの製品は、秋田県にある風力発電所で発電された電力によってつくられています。
『グリーン電力証書』という仕組みをつかうことで、自然エネルギーの普及にも貢献しているのです」

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コットンの生産現場を考えるだけでなく、工場を稼働させるそのエネルギーまで。
自社のタオルに関わる過程のできる限りで、環境への負担軽減を考えているのだそうです。

いちばん環境のことを考えたら、
天然染料より化学染料でした。


そんな「最大限の安全と最小限の環境負荷」を掲げるIKEUCHI ORGANICだからこそ、タオルの製造工程では、
染料にもこだわりがあるのだとか。

「うちの染料って実は、化学染料を使っています。
そう言われると、『えっ、天然じゃないの?よくなさそう』という不安をもたれる方も多いかもしれませんね。
しかし、天然染料は定着させるのが難しく、色落ちしやすいんです。タオルのような頻繁に洗濯をするもので
あれば、染料が落ちていけばそれは水を汚してしまう行為となる。一括りに天然染料がいい、と決めつけるの
ではなく、全体で見たときに環境への負荷が小さい方、という判断基準を持っているんですよ」

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もちろん、こちらの工場では化学染料を使用したあとの廃液をそのまま流したりなんかしない。
世界一厳しいとされる瀬戸内海の排水基準をクリアする浄化施設を設けていて、自然のバクテリアが
分解できる状態にまで処理を施しているのだそうです。

タオルは、指先で選ぶ。


環境負担とともに、人への安全も考えているため、仕上げの薬剤でタオルの質感を良くする加工なども
行わないのだとか。「お店でタオルを選ぶときは、タオルに触る前に、自分の指先を軽くこすり合わせて
触感を覚えておいてください」と阿部さんはちょっと笑みを浮かべながら教えてくださいます。

「その指でタオルに触れてみて、そうしたらもう一度指先をこすり合わせてみましょう。そのとき最初と
触感が違ったら要注意。仕上げに何かしらの薬剤で加工がされている可能性があります。
それはもしかしたら人の身体にとってあまりよくないものである可能性もあるし、使い始めて洗ったあとに
薬剤がとれてしまうととたんに風合いが変わってしまうものかもしれません」

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オーガニックはコットンの生産現場を意識したものですが、その意識は製造過程でも同じ。
IKEUCHI ORGANIC独自のこだわりを見せていただくことができました。
そんな素敵なタオルには、どんな種類があるのか?
それらの紹介は次回の記事にて。どうぞお楽しみに!


*関連読みもの*
・オーガニックを選ぶことは、環境に配慮した製品づくりに賛同すること。
・違いは素材よりも、設計にあり。オーガニックコットンタオルにはどんな種類があるの?
・いつものお洗濯、本当はNGかも。お気に入りのタオルを10年使うための日々のお手入れ方法。



*今回の記事に関係するMOTTAINAIグッズ*


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